2003.9.9 地球に優しい会社(40歳記念その15) いろいろなところで地球環境を守るための活動が行われています。大企業では、省エネルギー機器に交換する事、ハイブリッド車に乗る事、環境運動NPOの支援をしている事、比べる事で分かりやすい活動がたくさん行われています。これに対して僕の会社のような零細企業はほとんどこのような活動を行っていません。小さな会社は大企業と同じような活動をすることができません。以前から会社を維持してゆくことに多くの力が注がれていて余力がないからです。余力がなく浪費する事ができないことつまりけちであることが、これらの会社の以前からやむを得ず行っている環境活動なのだと思います。トイレまで冷房が効いていることも、会社中こうこうと電灯がついていることもありませんし、扉を開けるのに電力を使う事もありません。段ボールを買う費用をけちって他社の段ボールに入れて製品を出荷する方が、紙類を全量再生紙としてリサイクルするより環境に優しい方法です。また、大きな車で役員を迎えに行くために会社の車が一日に2往復する必要もありません。自分で運転すれば1往復で済む仕事です。 僕の会社は工事の仕事もしているのですが、大きな会社と見積もり合戦になると僕の会社の方が安く見積もる事ができます。大儲けをしようという気がないからかもしれませんが、一般に会社の規模が大きくなるほど経費がかかるため小さい会社の方が安くできるようです。会社が大きくなった方が規模の効果で経費が安くなるわけではなく、管理する範囲が狭いので安くできるようです。ここまでは僕の会社の自慢を書いているだけですが、経費がかからないということは同じ仕事をするのにエネルギーを使っていないのだと思います。ということは会社が小さいというだけで環境に優しいということになります。じいさんばあさんが経営している八百屋や魚屋の方が大型スーパーより格段にエネルギー効率は良いはずです。人数が少なく少数精鋭なので無駄を見逃さない感性を持っているのだと思います。ところが、環境に関する規格ISO14000は大企業にはとりやすく、小さな企業で取得する事は困難なのです。ISO14000をとれないような小さな会社は実は環境に優しい会社であるということを見逃さないで下さい。もちろんそうでない会社もたくさんあるはずです。 ISO14000をとり、環境に十分配慮して操業している大きな会社が全て悪いというつもりはありません。中には表面だけ整えて現実はひどい会社もあるとは思いますが、まじめにとり組んでいる会社も多いはずです。大会社以外に表立って環境にとり組んでいない会社、商店の方がはるかに環境に優しい可能性があることを忘れないでいただきたいと思います。そして環境に優しいと思われる八百屋や魚屋を利用することによって、これらの店を守ってゆく事が大切だと思います。