2003.8.17 島へ行こう(40歳記念その8) 島へ行こう 島は魅力的だと思ったのは1993年会社の同僚と島根県の隠岐の島へ行ったときです。島後という大きな島へゆき南側から北端までバスとタクシーを乗り継ぎ北端の岬で1時間ほど遊んだあと帰ろうとタクシー会社に電話をかけると村にはタクシーが2台しかなく5時まで予約が入っていて帰ってこないとの事3時間も待たないと行けない状態になってしましました。タクシーの受付の女の人は「では赤い車がそちらに向かうからその車にのってください」とのこと。我々全員白タクではないかと思ったものの少しぐらい余分な出費はしかたがないとあきらめ赤い白タクを待ちました。女性が運転している赤のマーク2が来て、その車に乗り込みました。やはりメーターはついていません。運転している女性は気さくな人で島のいろいろな話を聞かせてくれますが、僕にはいくら請求されるのだろうということが気になってしかたがありません。目的地の船着き場に着き船の時間を聞かれ、まだ45分ぐらいあることを話すと村を案内すると言います。僕はやむを得ず白タクに乗っただけで、白タクで観光なんてとんでもないと思い観光を断り、ここまでのタクシー代はいくら払えばいいのかを聞きました。その回答が「この車はタクシーではないのでお金をもらうわけにはいかない」とのことでした。田舎では白タクもまかり通っているんだという疑いの目で見ていた観光客を親切で向かえに来てくださった方だったのです。本当に恥ずかしい思いをしました。困っている人を助けるという当たり前の事をしている人を自分の狭い了見で疑っていたのです。自分が忘れていた人間として大切なものをその方は意識せず持っているように思いました。 その後、島には僕が失いつつある、あるいは生まれつき多く持っていなかった良さが残っているように思い島を巡るようになりました。 海で距離を置いているからか回からの影響が少なく僕の期待しているものが島にはたくさんあります。本州では認められそうもないオリジナルルールがある島もありますし、昔が残っている島もあります。 一度そんな目で島に行ってみて下さい。忘れかけているものをたくさん思い出すことができると思います。