2001.8.12-14 松江、江津、益田 2001.8.12 13 松江 松江は何度か通過したことはあるのですが、訪れましたのは初めてです。12日は松江まで移動し夕食を食べただけです。夕食はにしきという料理店で食べました。魚を食べたい向きにはお勧めだと思います。 明々庵 7代松江城主松平不昧が建てた茶室。屋根は厚い萱葺きになっている。本席は2畳台目で炉は向切。 武家屋敷 松江藩の老中、塩見家の屋敷です。屋敷の裏側に茶の間と呼ぶ茶室風の部屋がありました。真中に板があるので1畳台目中板の部屋と呼ぶのがいいのでしょうか 田部美術館 島根新聞を創設した田部長え門朋之氏(松露亭)のコレクションを展示した美術館で、主に楽山焼きなど松江のものが多く展示されています。 出雲そば 昼食は松江駅近くの羽根屋で出雲そばを食べました。そば殻を一緒に挽くため色が黒く香りが強いとのことですが、夏だからかあまり強く香るそばではありませんでした。 普門院観月庵  城の北東に接してある普門院の茶室と庭です。以前は背後の山を借景とするため周囲の生垣を低く刈り込んでいたそうですが、今は回りの建物が見えないよう高い木を育てているとのことです。2畳の本席の障子が天井までつながり障子をあけると本席から月を愛でることができるようになっているように思えました。2畳台目の席だからかにじり口だけ半畳弱の板敷きになっている。4畳半の部屋は床のほかに地袋と棚が設置され書院の風貌も感じさせる部屋です。屋根は厚めの萱葺ですが明々庵よりは薄いものです。入母屋の妻の部分も萱で埋め尽くされています。2000年の島根県西部地震でいたみ、5年以内には改修を行う予定とのことです。今の姿を見たい方は早めに行かれたほうが良いようです。 ぼてぼて茶  番茶を茶せんで泡立て、おこわ、しいたけ、高野豆腐をいれて食べるものです。番茶を泡立てたらどんな味になるのだろうと期待して注文したのですが、おこわの番茶茶漬けでした。 松江には菅田庵という個人所有の茶室も公開されているのですが、お盆は一般公開していないとのことでした。 一畑電車とJRで浜田まで移動し泊まりました。 2001.8.14 江津の小川家雪舟庭園、益田の萬福寺雪舟庭園、医光寺雪舟庭園を観させていただきました。 小川家雪舟庭園  雪舟が小川家に滞在していた2年(3年かもしれない)の間に作った上下2段の池泉式庭園です。1994年のガイドブックには松が多く配されと書かれているのですが松は1993年頃からの酸性雨で半分以上枯れ、名前のついた松は残っていませんでした。家の方がおっしゃるには、庭があるから出会うことができる人がいるので、個人で庭を維持するのは大変だということですが、出会いが家の財産だと考え維持してゆかないといけないと思っているとのことでした。このような方が多くいらっしゃれば日本の文化などの歴史も後世に残してゆけるのですが。 松は強く、長く生きると思われていたのですが酸性雨には弱かったようです。 萬福寺雪舟庭園  雪舟が文明年間に作った庭園です。正面になだらかな山が配され全体には穏やかな感じを受ける庭園です。萬福寺に伝わる雪舟が書いたと伝わる鷹の図も良いものでした。 医光寺雪舟庭園  雪舟が文明10年頃医光寺に訪れた時に作った庭園です。鶴池と亀島が配され、石組みで滝を表現した枯山水の庭園です。枯山水の庭園に大きな錦鯉がたくさん泳いでいる点には違和感を感じました。受付の方がたくさん解説してくださいます。 医光寺と萬福寺は歩いて10分程度の距離にあります。雪舟が近い時期に製作した庭だと思われるのですが、景色が違うように感じました。違わせようとする作意だったのかもしれません。 明々庵 松江市北堀町278 0852-21-9863 普門院観月庵 松江市北田町27 0852-21-1095  菅田庵 松江市 0852-21-4288(要予約) 武家屋敷 松江市北堀町305 0852-22-2243  田部美術館 松江市北堀町310-5 0852-26-2211 小川家雪舟庭園 江津市和木  萬福寺雪舟庭園 益田市東町25-33 0856-22-0302 医光寺雪舟庭園 益田市染羽町4-29 0856-22-1668 にしき(料理屋) 松江市東本町1丁目34番地 0852-26-3903 羽根屋(出雲そば) 松江市