2000.8.20 塩飽諸島 またまた島巡りに行って来ました。今回は香川県の塩飽諸島です。 塩飽諸島は丸亀市の一部で丸亀の四国島部分の北、水島市の南、瀬戸大橋の西側にある島々です。江戸時代は瀬戸大橋のパーキングエリアがある与島も含めれていたようですが、今は含まれていないようです。○○諸島という定義がきちんと決まっていないからどちらが正しいのか僕にはよくわかりませんが..... 塩飽諸島 広島 まず塩飽諸島最大の島:広島に行きました。特に何もない島でした。自転車で島1周を1時間少しかけてまわりました。8月27日にトライアスロンが行われるとのことなのですが、ポスターが張ってあるだけでした。 塩飽諸島 本島(ほんじま) 一度丸亀に戻り再度本島に向かいました。現在丸亀から本島へはフェリーが5便と客船が1便だけです。フェリーで本島の港に近づくと8階建てぐらいの大きなホテルが見えてきます。いきなりリゾート開発の進んだ島=個性がなくおもしろくない島ではないかと心配してしまいました。 まず塩飽勤番所所に行きました。建物は古いままで瓦だけ葺きなおしたようで古いままうまく修理してある建物です。中には塩飽諸島が信長、秀吉、家康などから受け取った朱印状が展示され、ボランティアの方が細かく説明をしてくださいます。塩飽諸島は紀伊水道からの潮と豊後水道からの潮があたるところで干満の差が3mになることもあるそうです。当然流れも速く操船術も必要なのでうまい船乗りが育ち、また、干満の差を利用して大きな船を造ったり、修理したりする事がきたようで、古くは造船と回船で栄えたところです。このため各幕府から重要視され、島民による自治が認められたとのことです。住民の中から4人の代表を選びその4人が区域内を治めたそうです。財務、政治、警察、裁判の自治が認められていたようですが、たとえば人を殺したような大きな犯罪については大阪の奉行所で裁いたとのことです。裁量の範囲の決め方が、現在の会社のカンパニー制のようなシステムに聞こえました。建物は船大工が転身し、つくったためか、船用の材料を使ったためか傷みが少ないとのことです。 次に町並み保存地区の笠島へ行きました。内部を見ることができる建物が3つあります。その内の1つ真木邸はボランティアの方が説明をしてくださいます。藤井邸は無人ですが内部を見ることができます。小栗邸はお茶屋になっています。コーヒーが300円、紅茶が150円、手作り夏みかんジュースが100円と島内でつくるものが安く購入品が高いというわかりやすい値段設定になっています。道は石畳になっているのですが最近敷いたようで真っ白に光っています、また家の格子窓なども補助金がおりるからかみなさん直した直後のようで街はぴかぴかでした。もう少しなじんでくると味が出てよいように思いました。多くの家が古い感じのものを新しく作ったのではなく古いものを改修してゆこうとしているようで長くつづくとだんだん良くなってくるように思いました。 この本島は見所はたくさんあるものの、丸亀からフェリーで30分1日5便、下津井から高速船で15分1日3便と交通の便が悪いためか、観光客が少ないところです。僕にとっては団体客が騒いでいないところも良いところなのですが、説明をしてくださった方からみるともっとお客さんに来てほしいとのことでした。 塩飽諸島 牛島 本島のすぐ北側に牛島という小さな島があります。この牛島に行って来ました。船は本島から高速船で5分ほど1日4便しかありません。 道は高速船が着く港から島の反対側につながる道1本だけ、徒歩で島を横断することにしました。反対側まで店は見つからず、民宿が1軒だけありました。何もしないでいるには良い島です。 一度塩飽諸島本島へ行ってみてください。下津井の漁港に車を止めてゆけば船は往復2000円弱です。島内は交通機関がないので歩くことになります。港から塩飽勤番所まで約10分 塩飽勤番所から笠島地区まで10分、笠島地区から港まで約20分です。