2000.7.23 樂美術館 樂美術館に行って来ました。楽は代々抹茶茶碗(楽焼き)を作り続けてきた家です。現代のものから順に時代をさかのぼるように展示されていました。僕には古いもののほうが好意を持てました。展示の順番を決めた方も同じように感じられたのだと思います。楽焼きは初代の楽長次郎がはじめた焼き物で、新しい物を生み出した力が作品に感じられるのだと僕は信じています。後になればなるほど完成度は高くなって行くのだと思います。しかし、個々の人のアイデアの大胆さといっていいのか力強さといっていいのかはわかりませんが人を引きつける力が小さくなっているように思います。 展示品の中に楽長次郎作「禿」という茶碗がありました。千利休が所持していた茶碗です。ほかに来館者がいないので静かだったことも影響していると思いますが、400年前利休が使っていた茶碗が目の前(ガラス越しですが)にあることに感動しました。400年前に茶の湯の方向を作り上げた人が使った道具が目の前20cmのところにあるのです。 高校の授業で歴史を習った時は全然おもしろと思いませんでした。インターネットのホームページで紹介していてるかもしれませんが、これを見てもあまり感動しないでしょう。本、教科書やインターネットのたくさんの情報より、実物に出会うことが大切に思えました。(全体を理解するためには本も大切だとは思います) 樂美術館のホームページhttp://web.kyoto-inet.or.jp/org/artjapan/RAKU-M-AN-J.html