98.2.21-22 五箇山・白川郷 | |||||||
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97年の夏に行って人の多さにがっかりした白川郷に静かなときに行きたくて、五箇山と白川郷に 行ってきました。
西宮から名神高速、北陸自動車道で福井まで行き、九頭竜湖、白鳥を通って行きました。 まず、ずっと行きたいと思っていた、福井の「天狗そば」という蕎麦屋で昼御飯を食べました。お すすめです。 次に、九頭竜湖の近くの、中竜アドベンチャーランドという鉱山に入ることができる施設(テーマ パーク?)があるのでそこに行ったのですが、冬季のため閉鎖されていました。 | |||||||
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気を取り戻して、白鳥から長良川沿いを北上すると、長良川源流地点とい う看板があり、源流を見ようということで車を停めました。車を停めた目の 前に滝があり、滝の下で水が凍り氷柱になっていたので、それで遊びまし た。滝の下の氷柱は大きなものは脆くないのですが、手に乗るような小さな ものは中に板状の欠陥があり、道に投げつけると細かく割れて遊ぶことがで きます。大きなものは滝から滑らし転がし取り出して記念写真を撮ってきま した。川の方は奥に夫婦滝があると書いてあるのですが、除雪をしていない ので、壺足で歩くことになりました。 | |||||||
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(僕はずっと雪と遊んでいて見ませんでした)左右2対の滝があるそうで す。 さらに車を走らせ、白川村に入ったところに遠山家があります。遠山家は 白川村最大の合掌造りの家で中を見ることができるので、見学しました。 そこから宿に連絡をすると、「まだそんなところにいるのか」と怒られ、 宿に直行する事になりました。途中白川郷(白川村)で一番メジャーな荻町の 合掌集落の横を車で通り抜けたのですが、50人ぐらいの(アマチュア)カメ ラマンが三脚を立てて寒い中、立っていました。白川郷は1、2月の土曜日の 夜合掌造りの家のライトアップがされるのでそれを待っているようでした。 五箇山の上梨地区にある「北ぶら」宿に着き、温泉に入りに行き、夕食を 頂きました。夕食の間中五箇山民謡が流れていて、宿のおばあちゃんのささ ら、棒ささら、こきりこ竹、四つ竹(?)の講習会があり、これらの楽器の使い 方を教えていただきました。その後さらに五箇山民謡を聴きながら飲み、人 生ゲームと道路や線路を繋いで行くゲームをし、12頃寝ました。 |
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行く前は寒いので真冬の格好をして来るようにと言われ、寝られないと大 変だと考え寝袋まで持っていったのですが部屋の中は暖かく普通の格好で ゆっくり寝ることができました(他の人は知りませんが)。
他のグループが朝御飯を食べるとすぐに出発してゆくのに対し、我々は1 0時前まで宿に居座り、宿のおばあちゃんからいろんな話を聞き出発しま した。 五箇山では一番メジャーな合倉(あいのくら)の合掌民家群を見に行きま した。メジャーなだけあり、観光バスもたくさん停まっていて、人もあふれ んばかりにいました。観光バスを停める駐車場は田圃をつぶしてつくったよ うに見えました。文化遺産を観光資源にするためには少々遺産を壊してもし かたがないのでしょう。我々の車もその駐車場に停めたので同罪です。 |
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合倉集落を一回りして、もう一度上梨に戻りました。上梨には村上家とい う合掌民家の内部が展示されているので、見に行きました。今回見た中で唯 一薪を燃やしている合掌民家で、冬なので火力を強くしているようで、目が 痛くなるほどの煙でした。囲炉裏端でおじいさんの説明を聞き、もう一度こ きりこ竹の演奏(?)のしかたを教わり、売店のささらで遊び中を見て回り ました。2階3階と登るにつれ、目が痛くなってゆきます。 この日は五箇山味まつりという、おいしいものを食べながら地元の人の文 化祭を見るというお祭りが上梨でありました。出し物は日本舞踊や民謡なの ですが、昨夜聴いた五箇山民謡( 筑子節の演奏 麦屋節の演奏)をぜひLiveで聴きたいと思い、味まつりに行きま した。越中五箇山麦屋節保存会と越中五箇山筑子唄保存会の舞台を聴いたの ですがさすがに本物はカセットで聞くより2倍くらい迫力がありました。浅 井くん曰く「耳に残り夢に出てきそう」なくらい印象深い舞台でした。 この後、五箇山の菅沼集落と、白川郷の荻町の集落を見て帰りました。菅 沼の集落はこじんまりしていて、観光バスも少なくなかなかでした。荻町は 一番メジャーな集落で、多くの民家が密集しているので見応えがあるうえ、 来るときの黒山のカメラ人だかりが嘘のようにあまり人がいない静かな集落 で、これもなかなかでした。 |
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荻町の集落を山の上から見て今回のツアーは終わりです。下は同じ位置か ら見た夏の風景)
ライトアップされた合掌造りの家より、雪明かりの自然な暗さの中の合掌 造りの家の方がきれいだと思うのです。作られたものより、より自然なも のの方がきれいな場合が多いと思います。しかし、合掌民家をライトアップ されたり、観光バスを停めることができるように田圃を埋めないと人が集ま らないようにも感じます。 世界文化遺産に指定されたということは、昔ながらの生活を遺産として残 そうとしている(と僕は理解しています)のに、世界文化遺産がゆえに観光 に使われ、文化的な部分が急速に壊されているように思います。 昨夏初めて白川郷に行ったときに五箇山に住む陶芸家の方から聞いた話で すが、世界文化遺産という言葉を聞くようになってから、村(集落)の人が 2つに分かれたとおっしゃってました。おみやげ屋などで一儲けしようと する人々が生まれたということでした。それ以前の白川郷は、みんな貧乏 でみんなで助け合って生きてきたそうなのですが、一部の人が共に生きるこ とよりも、自分(達)だけ一儲けしようとということを選ぶようになってき たそうです。生活という文化は観光化によりこわれつつあるようです。 別の方は、文化遺産になって、すだ れをかける棚をひとつつくるのにも文部省の許可が必要になり、夏だけ棚を つくる(冬も放置すると雪で壊れる)ので毎年許可を受けないといけないと おしゃってました。そんなに厳しい建築物に対する規制があるのかと思え ば、 |
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・合倉集落にある田圃を埋めたと思われる駐車場、 その横の地下駐車場。 ・荻町集落の横の庄川の3面コンクリート張り治水工事。 ・五箇山・白川郷を通り抜ける高速道路。 のような公の巨大な建築物が続々とつくられているようで す。個人の家のすだれの棚と高速道路は同レベルで扱われ ているように思います。 本当は住んでいる人の文化を守らないといけないのに、 住んでいる人はどんどん不便になり、観光というお金で人々を撹乱しているように思います。そんなところに僕も 行っているので、共犯者の1人になっている部分のあり、 どのような訪問のしかたがいいのか考えないといけないと 思います。 | ||||||