97.09.20-23 西表島へ
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97.09.20-23 西表島へ
Thailandへ行こうか沖縄へ行こうか迷った末、神戸製鋼の浅井君と沖縄県の西表島へ行ってきました。
西表島には空港がないため、まず石垣島へ行き高速船で西表島に渡るというコースです。
97.09.20 西表島に向かって
連休初日の石垣島直行便のチケットがとれたので、浅井君の車に自転車を積んで大阪伊丹空港へ。チェックインのカウンターに行くと、「これは関空からの出発ですね。この時間では間に合わないのでキャンセルして沖縄経由になりますが、空席は......」と、いきなり思いがけない回答。よく見ると大阪(関西)→石垣と書いてありました。チケットをもらったときに確認をしなかったのが失敗でした。
次の便の大阪→那覇の予約がとれ、那覇→石垣の遅い便の予約はとれたのでチケットを買いなおして、那覇に向かうことにしました。僕がチケットを預かっていたので、僕が悪いのですが、単純な失敗にどんどん気分が萎えて行くのでした。浅井君が「沖縄行きのチケットはとれたし気にせずに行きましょう」といってくれるのですが、沖縄に着くまでは、はりきった気分にはなれませんでした。
沖縄に着くと、荷物がなかなか出てきません。最早の石垣便は到着時刻の45分後なのでそれにキャンセル待ちで乗りたいと思っていたのですが、石垣行きのカウンターに着いたときには、飛行機の出発時刻でした。50分後の便までキャンセル待ちをして、それでもダメなら、那覇をぶらぶらしてから最終便で石垣に行こうと決めたら。運良く50分後の便に乗ることができ、石垣に向かいました。
石垣空港に着くと5時前でした。関空から直行便に乗れば西表島に着いている時間なのですが、西表島行きの最終船は出てしまい、石垣の街に泊まることになりました。
リュックを担ぎ、自転車に乗り市内に向かいました。次の日の高速船の時間を確認し、宿探しをはじめました。素泊まり3000円という民宿楽天屋があったのですが、満室。の民宿石垣島を紹介してもらった(素泊まり3500円)のですが満室。そこのおかみさんに電話をかけてもらい探してもらったのですが、空室は見つかりませんでした。インターネットで調べておいた八重山地方民宿リストで電話をかけて宿を見つけました。一泊素泊まり4500円と聞いて、当然1人4500円だと思ったのですが、2人で4500円でした。民宿石垣島のおかみさんの親切や民宿の値段、大阪の常識は通じない街です。
夕御飯を食べにちょっと高そうな郷土料理屋さんへ。魚汁(定食)と豆腐チャンプル(定食)とラフティーとグルクンの唐揚げと......を食べました。はじめて食べた魚汁、グルクンの唐揚げはおいしかった。
泊まった民宿にはシャワーしかなかったので、日本最南端の銭湯に行こうと言いながら、眠ってしまいました。
97.09.21 カヤックツアー
飛行場を間違えたために、早起きをして高速船で西表島に向かいました。天気晴れ、波は高くなく、100人乗りぐらいの高速船は思いっきりスピードを出して進み、定刻通り西表島の大原の港に着きました。港にはカヤックツアーを申し込んだ先の南風見パピヨンの木元さんがワンボックスで迎えに来てくれていました。パピヨンの店まで行き、準備をして、仲間川に向かいました。
仲間川は西表島の中心より少し南側から南端近くのの大原まで流れている川です。船着き場でカヤックを下ろし、ゴムのモーターボートで中間地点に向かいました。途中、西表でも珍しいアオサギや、天然記念物の かんむりわし が飛んでいました。川の両側はマングローブの森を見ながら、木元さんからマングローブと呼ばれる木は世界に200種ぐらいあり、西表にはひるぎを主とする7種が生えていて、おひるぎがその中で一番多くて...... というような話を聞いているうちに、中間点に着きました。僕のように思いつきで西表に来ただけでは、木を見てもマングローブだとしか感じられないし、アオサギを見ても大きな鳥としか思わないし、遠くの山中の珍しい植生なんかには全く気づかなかったと思います。よく知っている人の話はおもしろいしですね。
中間点からは、カヤックに乗り換え、さらに奥まで進みました。気水域はまだ続きもう少しは進めそうに見えましたが、少し引き返して、流れ込みのところにカヤックを停め、お昼ご飯を食べました。お昼ご飯はおにぎりとポークたまごです。昼御飯を食べている間に汐が引き、水の中に浮かんでいたカヤックは、石の上に横になってしまいました。(川の中の写真)
ここから下って行き中間地点の近くで、大きな板根を持つ西表最大のサキシマスオウの木を見ました。さらに下りながら、森の中にある白蟻の巣に穴をあけて鳥が生活していたあとや、しおまねき がたくさんいる沼地を見ながら、仲間川の加工の船着き場まで下りました。
マングローブというと幹から根がたくさんたこの足のように生えているのを想像していたのですがそれは一部で、支根と呼ばれるものでした。仲間川で一番多かったのは呼吸根を持つおひるぎという木で、他に直立根を持つめひるぎという木もあり、支柱根を持つやえやまひるぎなどいろんな形の根を持つマングローブがあるのでした。
パピヨンで休憩させていただいたあと、バスで北部の上原という集落に向かいました。はじめは自転車で走って行こうと考えていたのですが、なんと50km弱ありさらにのぼりくだりがきついようなのでバスで移動しました。
晩御飯は上原に一軒だけあった食堂で食べました。ソーキそばと野菜いためを食べたのですが、ここのソーキそばは大阪で食べるソーキそばより、細く白い麺でした。店の人に聞くと太いのはのどが詰まって出てきそうでおいしくないとのことで、八重山そば(島そば、沖縄そば)の中でも地域性がありそうでした。
上原の民宿カンピラ荘に泊まました。
97.09.22 滝見のハイキング、林道サイクリング、サンゴを見に海へ
宿に荷物を預けて、マリユドゥの滝カンビレーの滝に向かいました。浦内川の河口から船で8km上流の軍艦岩までのぼり、そこから3kmほど歩いたさきがカンビレーの滝です。船を下りて10分ほど歩くといきなり雨が降りだし、木の陰で雨宿りをしても葉が密に重なっていないので結構濡れました。
滝ではサンダルにはきかえて水の中を歩いたのですが、さすがに山の水は冷たくて泳ぐことはできませんでした。船の時間ぎりぎりまで滝で遊んでいたので、ダッシュで船に戻り、今度は自転車で道路の西の行き止まり白浜に向かいました。西表島の道路は覚えるのが簡単です。島の西側の白浜から北、東側の海岸線に沿って南の大原の少し先、南風見田までの1本道だけです。白浜から祖内岳に登る林道を自転車で走ったのですが、僕の自転車のギアの調子が悪くなり途中で引き返してきました。木々が薄緑で新緑を感じさせるようなきれいな森でした。
そこから自転車で北側にある星砂の浜に向かい、1時間ほど珊瑚礁の中を潜りました。水温は低くないのですが、風邪が強く、海から顔を出すと寒いというような状況でした。
宿に戻り荷物を担いで、石垣島に戻る高速艇に乗るべく、島の北側船浦の港に向かいました。風は強かったのですが、船は運航しているとのことで、船を待つ時間にまた、ソーキそばとウベのアイスクリームを食べました。ここのソーキそばも細麺で西表島は細麺のようです。
70人乗りぐらいの小さな高速船が港に着いたのですが、後ろのデッキや、デッキに積んであった段ボールがびしゃびしゃで荒れてるのかなと思ったのですが、今日は風はあるけどうねりは小さいので大したことはないとのことでした。
船が港を出るといきなり揺れだしました。船の側面の窓の外には、まっくろで、4mぐらいうねった海があり、ところどころでそのうねりの頂点が砕けて白くなっていました。波(うねり)は船と直角方向に進んでいるので、船は横に大きく揺れ、側面の窓の外には、真っ黒な海と、暗い空と、水しぶきが順番に現れました。前面の小さな窓から外を見るうねりをすべり降りるときには30度ぐらい傾いているように見えました。ときどき、波を乗り越えた直後にドンと船首から音がし、大きな衝撃を感じることが何回もありました。一度大きな波乗ったあと方向を変え斜めにすべり降り、高速艇でサーフィンをしているように感じられ、おもしろいようでちょっと恐い体験でした。大きな波の頂上ではエンジンを止めるものの、それ以外では、行きと同様全速力で進むので、定刻+5分ぐらいで石垣島に着きました。
石垣島に着いた日に満室で止まれなかった民宿石垣島(泊まった部屋から玄関のある建物の方向をみた写真)に荷物をおいて、夕御飯を食べに行きました。ゴーヤチャンプル定食、いか墨汁定食、グルクンの唐揚げ、ソーキの煮付けを食べました。どれもおいしい。またもや食べ過ぎです。
97.09.23 市内観光をしようと思っていると
最後の日なので、あまり無茶はせず、市内観光でもして帰ろうと思いながらチェックアウトしていると、宿のおかみさんに「バンナ岳に登ったら離島が全部見渡せるよ、自転車だったらすぐに登れる」とけしかけられ、バンナ岳.に登ることになりました。
バンナ岳は標高200mほどの山で舗装道路が整備されているので、30分弱で登ることができました。3日間動き回ったためか、登り切るともう動きたくないというぐらい疲れていました。年を感じる...... 海上は少しガスがかかっていて西表島はかすかにしか見えませんでした。帰りに鍾乳洞を見て、市場でパイナップルをむいてもらって食べ、中央市場のような魚屋、肉屋、八百屋がたくさん入っている市場をうろうろしたあと、昼御飯(ポークたまご(定食))を食べ空港に向かいました。
今回は、空港を間違えることなく(石垣島には空港が1つしかないので当然ですが)空港に着き、那覇乗り換えで伊丹空港まで帰ってきました。
那覇の空港の全日空andエア日本の待合い室にはそばや(当然八重山そば)があり、一度食べたいと思っているのですが、今回も前を急いで通り過ぎただけでした(3回目です)。
おわり
解説
---八重山そば---
島そばとも呼ばれています。本土(北海道〜九州)で、沖縄そばと呼ばれているものです。黄色い太い麺か、白い細い麺で、どちらかというと麺は中華そば系の麺です。スープは、豚とかつおと昆布(だと思う)という組み合わせながら、さっぱりとした味です。八重山そばにソーキ(豚のあばら肉を煮たもの)をのせたのがソーキそばです。
---グルクン---
本土では食べない魚ですが、沖縄では最もポピュラーな魚だということです。アジのような形をしていて、おなか側がピンク色です。味はアジを薄味にしたように感じました。市場にも売っていました。
---ラフティー---
豚の3枚肉を甘めに炊いたもの。豚の角煮をもう少し脂っこく甘くしたもののようです。
---ウベと紅いも---友達の説明を引用
「ウベ」→「紅イモ」。私はこの2つは「同じもの」だと思っていたのです。沖縄の紫色のイモ。--中略--「ウベ」は「紅長イモ」で「紅イモ」は「紅イモ」。
ということで沖縄の紫色の芋です。ブルーシールのウベアイスは紅芋アイスよりおいしい。という点で僕と彼女は意見が一致しています。サトウキビのアイスもおいしかった。(アイスであれば何でもおいしいのかもしれない......)
---アオサギ---
カヤックツアーの途中であれは珍しい アオサギ だ、といわれて見たら黒かったのでムムムムムと思っていたのですが、ヤマナ・カーラ・スナ・ピトゥの写真でも黒かったのでそういうものなのでしょう。
お勧めの本(買ってきた本)
沖縄、離島情報(季刊誌) 林檎プロモーション
ヤマナ・カーラ・スナ・ピトゥ(西表島エコツーリズム・ガイドブック) 西表島エコツーリズム協会
沖縄式風力発言/池澤夏樹 ボーダーインク
お勧めだといわれている本(まだ見ていません)
ホテルハイビスカス(マンガ)







