97.07.06 木津川川下り その1 (快晴)


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97.07.06 木津川川下り その1 (快晴)

 5月に行った由良川の反省から、あまり流れがきついところは避けようと思い、流れの緩やかな川で長く漕ぐことを考え木津川を選びました。
 木津川は三重の青山町(近鉄大阪線沿い)の山中から伊賀上野、大河原、笠置、木津、京田辺市を通り八幡市でで宇治川、桂川と合流して淀川となり、大阪湾に流れ込んでいます。
 その中で木津川の笠置(京都府ですが、奈良市から東へ10kmぐらいのところ)から、大阪の淀川の十三(梅田から阪急で2駅)までを何回かに分けて下ろうと思い、今回は第1回目として笠置から下りました。

 武庫川の自宅から阪神高速、第2阪奈道路を乗り継ぎ、笠置まで約70分、笠置に着いたのは10時前でした。駅前で昼食のおかずとジュースを買い、笠置橋のたもとの駐車場に車を止めて艇の組立にかかりました。
 まわりには、バーベキューをしている人多数、川で泳いでいる人少し、カヤックで小さな瀬を下っている人ほんの少し、インフレータブルのカヌー(空気で膨らませるゴムのカヤック)を組立ている(膨らませている)人ほんの少しという状況で、もっとカヌー・カヤックをしている人がいるのかなと思っていたので意外でした。
 僕もカヤックを組み終わり、10:30出発。本当に瀬がない緩い川で、カヤックから降りるのは川が浅くなって通過できないとき位で緊張なくリラックスして下ることができます。反面、漕がないと進まないので瀞場にかかると汗をかきます。
 途中、河原でバーベキューをしているところや、たくさんの子どもが水遊びしている浅瀬があり、あまり人のいない静かなところというイメージは濃くないですが、それでも7割位は人影がない部分でした。川の中で遊んでいる親子と話したり、釣り師のおじいさんに声をかけたりしながら、法花寺野というところ(地名)の川岸でお昼にすることにしました。12:45着、笠置から9km
 トアロードのドンクのクルミフランス(クルミフランスではトアロードのドンクのものが一番おいしいと思います。(ドンクの工場製のクルミフランスとは違います))と笠置で買ったおかずで川を見ながら昼御飯を食べました。途中フジタのファルトボートに乗ったおじいさんが下ってきたり(もしかしてフジタカヌーの藤田社長?)、インフレータブルの人々が下ってきたり、結構多くの人が下っているようでした。
 13:30再乗艇し下り始めました。昼御飯を食べたところまでが山の中、そこから先は奈良盆地になるので、向かい風が強く川の一番端の風の影響が弱いところを一所懸命漕いでも、舳先がきった水しぶきあびるばかりでなかなか前に進みませんでした。1〜2km下り、木津のJRの鉄橋(笠置から12km)が見えるところまでくるとだいぶ風も弱まり、いいペースで進むようになってきました。
 木津のJR鉄橋と、国道の鉄橋の下の風の強いところ(多くの橋の下は風が強いように思う)を抜けると大人から子供まで多くの人が川に入り遊んでいました。水深が40cm位なので人がたくさん立っている中を低い目線で通り抜けてゆきました。子どもは手を振ってくれるし、若いにーちゃんは「のせてくれ」と言って走ってくるし、今までにはない川下りでした。
 今日の目標は、玉水橋なのであと8km漕がないといけないことになります。
 ふと水を見て思ったのですが、笠置のあたりの水より、木津近辺の水の方がきれいなように思えました。笠置の河原は、石が泥だらけで、水の中はぬるぬるとした灰色の藻が石にへばりつき、水がにおっていたのですが、木津は河原の石はよく似た状況ですが、川の中の石はきれいだし、水もほとんどにおっていませんでした。川を下ってきているので臭覚が麻痺しているのかもしれませんが、山の中の上流の笠置より盆地で街が開けている木津の方がきれいに感じるのは不思議でした。笠置はダムがすぐ上流にあるから水があまりきれいではないのかもしれません。
 途中、バイクや4輪バギーが走り回っている河原や、ラジコンの飛行機を飛ばしている河原を過ぎ、3:30頃玉水橋に着きました。約4時間漕いで20km平均すると5km/hなかなかのスピードです。カヤックを橋脚の下に置いて電車で笠置まで帰りました。電車は玉水から木津まで奈良線、木津から加茂まで大和路快速、加茂から笠置まで関西線のディーゼルの列車と2回乗換え、笠置に戻ってきました。
 笠置の駅の真ん前にあるみやげ物や(雑貨や?駄菓子や?)に堅焼き煎餅を買いにはいると、ジュースを飲みに来ていたおじいさんが、「あんたまじめそうやね」と言いだし、何を言い出すのかと思うと、「最近の若いもんは自分たち(おじいさんたち)の言うことを聞かない。このままにしてたら社会がおかしくなるような気がする」というようなことを話し出してしまいました。僕自身も今の20〜25歳位の人とは考え方が違うなと思うし、僕が自分の考え方を彼ら(20〜25歳位の人)に言っても聞き流しているだけのように感じるというようなことを話したのですが、「あんたら(僕のことです)がなんとかせんとあかん」説教を受けることになってしまいました。そんなことを言われても僕では何ともならないのですが、僕が感じていることはほかの人も思っているんだなと自分の感じ方に少し自信を持ちました。
 車でカヤックを回収し、川下り終了。次回は玉水橋から宇治川と桂川と木津川が合流して淀川になるあたりまで下る予定です。
 
 6日はあまりの快晴に、手と首の後ろと太股の内側がひどく灼けて木曜日まで痛い状態になっていました。川の上には流れ以外にも危険なものがありました。