97.5.2-5.5 沖縄慶良間列島 座間味村探検記 その2(浅井達也さん)


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座間味島探検記2

沖縄慶良間列島 座間味村探検記 その2

4.那覇市国際通り
 1日目の宿は国際通り沿いを少し中に入った所にあります。自転車をフロアーに持込み 、松本さんの名前を告げて一応チェックインをします。でもまだ、少し明るいので通りを 散策することにします。国際通りの名前から思い浮べるのはアメリカ兵が通りを闊歩する 姿なんですが、人通りは多いですけれども一人の外国人の姿も見かけません。那覇空港か ら市街地までの間、しばらくは米軍基地の横を走っていたことを思い出します。見慣れな い基地の様子に独特の雰囲気、一種の緊張感のようなものを感じます。
そこからこんなことを考えました。
 加古川に住んでいると町中で外国人の姿を見かけることは希です。ときたま、インド人 かと思われる(服装から勝手に判断しているだけ)を見かけたときは、はっとするものを 感じます。明らかに自分とは異なるものを見たことによるものだと考えられます。日本人 同士でもお互い違うことは判っているつもりですが、やはり、視覚に飛び込んでくるもの はインパクトがあり、訴えるものがあります。その瞬間は緊張の一瞬です。そして、この 緊張感は自分にとって悪くも良くも働き、この緊張感をどう受けとめるかが鍵となるよう に思えます。自分と異質なものと出会うと不安感を覚え、自分と異なるものを排除しよう とすることにつながることもあると思います。しかしながら一方で、この緊張感は自分自 身のことを意識するきっかけとなるのではないかと思うのです。
 カナダに旅行に行ったとき、ロッキーの雄大な地に、カナダの大きな国旗が悠々と風に なびいていたのが印象に残っています。それを、みて羨ましいと思いました。別に国旗が どうこう言うつもりはありませんが、日本で見かける日本の国旗はいつも寂しげに見えま す。他の国の人々は国旗を大切にするように思えるのですが、私は国旗に対して無関心で あるかあるいは、ある意味で非常にナーバスになっていて、それに自然な気持ちで接する ことが出来ないように感じます。どうしてでしょうか? 私は日本に住んでいる、そして 日本という国を大切に思ったことがあったかな、日々の生活の中で自然とそんな気持ちに なったことがあったかな? なにかあいまいなままのように思えます。
 沖縄は日本でありながら少し、違うところのように感じます。それは、沖縄で感じた緊 張感と、ずっと昔は沖縄が独立した民族の国であったことも関係あるかも知れません。日 本のほかの地方とは僕自身の感じ方が違います。大げさですがあらためて日本という国を 感じることが出来そうな気がし、新鮮さを覚えます。だから、沖縄はすっかり好きなとこ ろになりました(自然も美しいし)。
つづく。