96.11.29-12.8 アメリカへ行って来ました
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96.11.29-12.8 アメリカへ行って来ました
96年11月29日〜12月8日
大阪→シアトル(乗換)→ミネアポリス→クリーブランド→トロント→デトロイト(乗換)→大阪
出張でアメリカに行って来ました。はじめてアメリカ本土に上陸するのでちょっと寄り道をしてきました。
いつもお願いしている旅行社に予約をお願いし、出張なのだからビジネスクラスで行ければと思ったのですが、エコノミーが105000円、ビジネスクラスが490000円と約5倍もするので、いつもの通りエコノミークラスで行くことになりました(9月までは300000円ぐらいのビジネスクラスがとれたそうですが.....)。
行きの飛行機(関空→シアトル)の中で
行きの飛行機の中は定員の1/5位しか乗客がいなかったので、窓側の席からすばやく通路間の誰も座っていない席に移動し、5席分に横になって寝て行くという殿様飛行のはずでした。2時間ほど寝た後、途中で食事に起き、さらに寝ようと思い横になったところお尻の当たりが椅子に引っ付くように感じました。もう暗くなっていたので手元灯をつけてみるとシートの側面とシートベルトの間に着いていたガムが寝転がったときに僕のお尻に着いているではありませんか。トイレに行きズボンを脱いでとろうとしても少ししかとれない(当然)ので、薬品があればとれるかなと思い、スチワーデス(今はパーサーと呼ぶんでしたっけ?)に事情を話しました。薬品はないが氷で取るのがいいだろうということで、ズボンをはいたままとってもらっていたのですが、うまく執れない上、場所が場所だけに情けない格好になるので、ズボンを脱ぎ取ってもらうことになりました。しかし、1本も替えのズボンを持っていなかったので腰に毛布を巻いて待つことになりました。スーツを着ていたので、上がワイシャツ、下が毛布の巻きスカートという格好になり、まわりのひとは普通の服を着ている(当然)のもあり、なかなか恥ずかしい格好でした。ガムはあらかた取れ、スチワーデスの方がズボンを持ってきてくれたので、即座にズボンをはきました。ズボンは安心感があっていい。クレーム処理ということでクリーニング代を出してくれるということなのでレポートに名前を書き、まあまあ納得して一件落着。帰りの飛行機が混んでいたので、うまく話をつけてお詫びにアップグレードを請求したらよかったと帰りの飛行機の中で思ったのですが、そのときにはとき既に遅し。
シアトルで
シアトルでの乗り継ぎ時間が3時間あったので、空港で待っているのもおもしろくないと思い、シアトル市内に行くことにしました。30〜40分ぐらいしかいることができないかもしれないけど、空港でじっとしていても始まらないと思い路線バスで市内に向かいました。路線バスに乗ってまわりを見渡すと黒人系(正しい呼び方はわかりません)と中国系のひとばかりで、さらに大きな黒人のおばちゃんがたくさん乗っていて、ややややっと思うバスでした。高速道路を走っていると対向車線にはトロリーバスが架線のないところを走っているではありませんか。しっかり見たのですがやはり電線がないところをトロリーバスが走っています。高速道路から降りると、バス専用レーンを走りビルの下のターミナルのようなところに止まりました。2分ぐらい止まりそこからはトンネルの中を走るのですが、このトンネルが、バスの幅ぴったりのような1車線だけのトンネルでなかなか、ぶつからないのかと思ったり、アメリカの人は横をこすったぐらい気にしないんだとか思いながら街の中心部の停留所というより地下鉄の駅のようなところで降りました。そこで自分が乗ってきたバスを見るとトロリーがついていて架線につながっているではありませんか。自分が乗ってきたバスも高速道路で見たのと同じようにトロリーバスのような格好をしているのです。シアトルのバスは郊外は通常の道をエンジンで、市街地に近づくと専用レーンをエンジンで、市街地では地下を電気モーターで走っているのです。色々な問題を一気に解決できそうなシステムに感動してしまいました。日本ではトロリーバスはなぜなくなっていくのかはわかりませんがどんどん廃止され、黒四ダムのところに残るだけと聞きます。僕は4〜6歳位の時に大阪で緑と白の縞模様(昔の市バス塗り)のトロリーバスを見たのが日本で見た最後でした。中国では元気に走っていましたが、元気すぎてよくトロリーがはずれ運転手さんがトロリーをかけに降りていました。トロリーバスというとバスが量産できる前の代替手段のように思えていたのですが、環境を考え(シアトルの人が採用した理由は知りませんが)ると復活してもいい乗り物だと思います。さらにシアトルのバスは市街の地下の部分では無料なのです。いやいや素晴らしい。
シアトルの街は函館のような街で海の際まで坂があり坂の上から見おろすと道が海の中までつながっているように見えます。古い(といっても100〜150年ぐらいだと思いますが)街並み残りきれいな街でした。当日はたまたま祭りの日だったようで町中は歩行者天国になり、パレードが行われていました(ThanksGivingのお祭りだと思う)。
40分後トロリー&エンジンバスに乗り空港に戻りました。
ミネアポリスで
ミネアポリスでは日本で英会話の教師をしていたKimbery ColbertさんとBob Colbertさんの家に泊めてもらいました。シアトルの空港で荷物を預けた時にミネアポリスに行くというと冷凍庫だよと言われたように、空港のドアを出るととんでもなく寒いのでした。着いたとき(11/29)には雪は5cmぐらいしか残っていなかったのですが少し前に雪が60cmぐらい積もっていたそうです。彼らの家はミネアポリス市内にあり、高速道路から500mぐらいしか離れていないのですが、庭にはリスが走り回り、自然が豊かだなと市内でも感じられるのです。
ミネアポリスで行ったところは、モールオブアメリカという巨大なショッピングセンターで、4つのデパートと多くの小売店がドーナツ状に並びその真ん中にCamp Snoopyという屋内遊園地があるのでした。駐車場が10階建てぐらいのふきっさらしで建物に入るまでは風が強く気が狂うぐらい寒いのでした。
夜、彼らの友人(多くの人は彼らの結婚式の時に会っている知っている人)とBluesのLiveをしているレストランに行きました。7時半から11時半まで食べて飲んでライブを聴いて約$30、確かに広くないし、特別な料理が出てくるわけでもないのですが、妥当な値段です。日本の物価は気が遠くなるぐらい高いように感じます。
市内は、車の中から見物し一通り見ておしまい。
クリーブランドへ
今回の出張はクリーブランドでSwagelokの工場を見学する他.... なのでここからが出張のメインですが、省略することになります。
Swagelokという会社と感想についてはまた別の機会にします。そのほかは秘密です。
クリーブランドは本当に寒く(全国天気図ではミネアポリスよりは暖かいはすなのですが)、一番寒い日は最高気温が-2。Cで、薄日が射している昼の11時に歩道が凍っていてこけそうになるぐらいです。
クリーブランドには市電のような2両連結の電車が残っていて、街にも出てみましたが、特にめぼしいものはなく(見つけられず)、高いオフィスビルだけがそびえ立っているように見えました。
お勧めは、Rock and Roll ミュージアムとのことでそこにだけ行ってきました。Rock and Rollという言葉ができたのがクリーブランドなので、それをもとに街興しというわけでもないようで、ロックの歴史がわかる内容がある博物館です。どこがどうおもしろいのかと言われても説明できないのですが、とにかくおもしろいのです。
トロントへ
トロントではトロント在住の寺谷(後藤)さんにいろいろなところに連れていってもらいました。ロイヤルオンタリオミュージアム、世界で一番高いCNタワーに行ってきました。
ロイヤルオンタリオミュージアムの熊の特別展もおもしろかったのですが、夜のCNタワーのてっぺんから見るトロントのビル群は、コンピュータゲームのSimCityを実際に見ているように思え、一見の価値があります。
アメリカに来て夕食に何を食べようという話になると必ず出てくるのが、日本食(寿司)です。僕はせっかくアメリカに来たのだから日本食なんか食べたくないと思うのですが、多くの日本の旅行者が海外で日本食を食べたくなるようで、Swagelokが用意してくれていた食事も日本食でした(Swagelokのガイドをしてくれた人は日本食が大好きだと言ってたので、神戸製鋼の時の学生の工場見学の時のような決まり方=ガイドした人の好みで決まるようだと思いますが)。寺谷さんに何を食べようと聞いてもまず出てきたのは「寿司」でした。
行きの飛行機(デトロイト→関空)の中で
トロントからデトロイトを経由して帰ったのですが、デトロイト→関空の飛行機は短パンのアベック(ディズニーワールドかどこかへのツアー)と、おじさん連中の団体旅行と同行することになり、飛行機の中は巨大なおみやげが持ち込まれ、おみやげ輸送貨物機のようになってしまいました。定刻の15分前に全員揃ったと言うアナウンスがあったものの動く気配がなく待っていると、名前での呼び出しがあり、その後荷物だけ乗せて乗っていない人がいるので出発できないと言う放送がありました。それから、荷物のコンテナを取り出し、その人の荷物をコンテナから取り出し、残りの荷物が入ったコンテナを積みなおして20分遅れで出発となりました。爆発物が仕掛けられていたという報道は聞かなかったので、単に乗り遅れて迷惑をかけた人がいただけのようでした。
窓側の3人席の真ん中が僕の席だったのですが、窓側の男の人が来て、奥さんが通路側の席なので、真ん中と通路側を代わってほしいといわれました。その瞬間は変な話だなと思ったのですが、少し考えるとなかなかこのおじさんはやるのです。
-----ここからは僕の推測です-----
その飛行機は満席に近い状態だったのでほとんどくうせきはありません。席を埋めて行く順番を考えた場合、3人席の窓側中央が埋まり通路側があいている列と、3人席の窓側通路側が埋まり中央があいている列では前者(通路側があいている列)の方を先に埋めて行くと予想されます。混んでいる飛行機の3人席に2人で座りもう一人が来ない(空席のまま)確率は中央席が空いている列の方が高いはずです。
-----ここで僕の推測は終わりです-----
この方々とは多くの話ができたので、13時間の苦痛な椅子責めも苦にならない楽しい機中になりました。程良く寝て、程良く話し、快適でした。フライトの最後の方で男の方がMITのEconmiyだったかBusinessの教授だと聞き、上記の推測に確信が持てましたが、本人には確かめませんでした。
日本は何でも高いような気がし空港へのアクセス料金を比べたのですが、
関空:難波から(30分)1370円、尼崎からバス(40分)1300円
シアトル:市内から路線バス(30分)$1=115円(もしかすると50c=58円)
ミネアポリス:知らない
クリーブランド:電車(時間不明)$1.50=173円、ホテルからタクシー(ハイウエイ30分)$33=3795円
トロント:バス(60分)C$12.50=1112円、バス+地下鉄(60分)C$9.50=845円
日本だけが高いわけではなくトロントも高い!!!ということがわかりました。だからといって高くていいと言うはずはありません。
-------------Clevelandについての追記--------------
「アメリカへ行って来ました」
にClevelandについて僕の見た範囲での感想を書いたのですが、Clevelandの近くに住んでいる友達から、「色々とあるいいところだよ」という補足をもらったので転載します。
----以下転載----
確かにクリーブランドダウンタウンにはめぼしい物がないように見えます
が、最近は再開発が進んでおり、
95年のワールドシリーズに出場したIndiansの本拠地Jacob
s field、NBAのCleveland キャバリエの
本拠地Gund Area等もあります。
松本>Crawfordの方の車で移動中に説明してもらいました。
観客席の工事中でローマのコロシアムのようになっていました。
実は最近たまたまGund Areaに行く機会に恵まれ、先日は
Kenny G.のコンサート、またその2日後にマイケルジョーダンで
有名なChicago Bullsの試合を見る機会があったり、
来週はテニスの往年の名プレイー コナーズらの試合を見に行く予定
にしています。NBAのオールスターもこのArenaで行われる予定ですます。
また世界的に有名なCleveland オーケストラ、
Cleveland バレー等は、ダウンタウンにある劇場で
開催され、4月にはミュージカルオペラ座の怪人等、年中行事には
事欠かないようです。
郊外に目を向けますと、数多くの博物館、美術館等もあります。
またクリーブランドクリニックは全米1、2を競う世界的にも非常に
有名な総合病院で、先日読売新聞には日本のプロ野球選手も手術に来る
という記事が載っていました。
松本が見学したRock&Rollミュージアムのすぐ隣には、
科学博物館があり、(ともに96年春頃open)ここの博物館ではフロリダに
あるKennedy Space Centerと同じ映像がI Max
Theatherという巨大スクリーンを使った映像システムで
楽しむことができます。この I Maxという映像システムは
大阪の天保山にもあるので聞いたことがあるかもしれません。
松本>Rock&Rollミュージアムの隣にあったので入口までは入り
受け付けの人に内容の説明を聞いたのですが、
(僕の英語力のせいか、その人の説明が悪いのか)あまり感動的な
内容ではありませんでした。
----転載終わり----
ということでしっかり見ればClevelandはおもしろいところのようです。
一見してすごいと思える、派手なものはないということなのだと思います。