96.8.23 街の状況
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96.8.23 街の状況
街の復旧・復興状況は表通りは進んでいるものの、一歩中にはいるとほとんど進んでいず、全体にはあまり進んでいないというように感じます。
道路
交通規制は全くなくなり誰でも車で移動できる状態になっています。
震災直後は、阪神間の主要4ルートがそれぞれ国道2号線5時から24時まで一般車通行不可、43号線5時から24時まで一般車通行不可、阪神高速神戸線は大阪市内から西宮間通行止め、西宮-神戸倒壊のため通行不能、阪神高速湾岸線も一部通行不能、一部分は一般車通行規制という状態でした。つまり大阪-神戸をまっすぐに走れる道はなかったのです。
現在では、国道2号線は復旧し自由に走れますし、最後まで規制されていた国道43号線は本来4車線なのに2車線だけですが供用されています。阪神高速は湾岸線が完全に復旧してますし、神戸線は武庫川-深江間(僕の会社の前)と須磨-柳原間(神戸市街の西の端)を残して開通しています。
ことから思うとほとんど復旧したという感じがします。
路地や県道などは震災の直接の影響と、震災に伴う道路の頻繁は掘り返し(水道、ガス工事)によりがたがたになっています。快適ではないのですが、僕には特に不便は感じていません。ただ身障者のひとや電動の椅子に乗っているお年寄りの方には不便をかけているのだろうと思います。
電車
電車は摩耶山に登るケーブルカーとロープウエイが震災まま放置されているのと山陽電車の塩屋駅がまだ仮設のままだと思う(確認していいません)以外は元に戻っています。これは完全に復旧したという風に感じます。
家
家については、マンションとアパートはバシバシ建っています。店や個人の家も建て替えられるところはほとんど建て替えられたように思います。しかし、再開発にあたってしまった(住民は歓迎していないのであたったのではなくあたってしまったというのが正しい表現だと思います)地域は空き地のところどころに、震災で倒壊を逃れた家が残っているという状況で、倒壊家屋を撤去する事を復旧と呼ばなければ、ほとんど復旧・復興していない状態です。そういうところを来るまで走っていると土色の土地ばかりが目に入り、建物が建っているのはたかだか2割にも満たないように感じます。
ガス電気水道
新聞などで報道された通り、去年の3月にはほぼ復旧したことになっています。
今の状態は仕事をしたり、買い物に行ったり、遊びに行ったりという家から外に出ていく事に関しては、復旧・復興がすすんでいると思います。また、仮設に住んでいる人が多い(あれだけ更地があるのだから当然だと思うのですが)ことからわかるように、日々の生活が元に戻っていない人が多く残っているように思います。一部(家が倒壊した人の一部or大部分など)のひとを除くと家の中も元に戻っていると思いますが、その一部の人の場合には全く復旧・復興していず、被害の受け方により復旧・復興の差が大きく開いた状態なのだと思います。